ここるく誕生の裏側「生後3か月で人見知りが始まったムスメ」

夏の子連れランチを盛り上げる「ここるく」代表の山下です☆

 

ここ半年くらい、雑誌の仕事やマイナビでのコラム連載などでブログの時間が取れず…
久々のブログ更新なので、今まであまり話したことのない「ここるく誕生の裏側」についてお話したいと思います。

 

今やいっぱしの4歳児になった我がムスメですが、その昔は 生後3か月から人見知りが始まり、それはそれは苦労しました。

 

だって、私にとって人生初の子育てがスタートして かなりの初期段階で、もう誰かにムスメを抱っこしてもらうことが出来なくなったのです。

 

今から思えば それでも安心できる相手を選んで 預けちゃえばよかったのだけど、その当時は「私が抱っこしてなきゃ、この子どうにかなっちゃう!」くらいに思ってました。

 

そうやって 全てを一人で抱え込み、私はどんどん苦しくなっていきました。
何か行動するにも ムスメがOKか が最優先で、基本すべてが消去法。
というか、基本 何でも諦めてたな。。。

 

と同時に、当時はまだ リスク管理のコンサルタント(金融機関のリスク管理が専門でした)をやっていた私の頭の中では、「リスク」という3文字が 日を追うごとに存在感を増していきました。

 

私以外にムスメを抱っこできる人がいない状態、つまり「ムスメ担当者1名」という状態は、リスク管理的には非常にリスクが大きい。

 

それも専属担当者ならまだしも、私には仕事や家事、そして自分自身のコトなど 他にもやる事がたくさんあって、どう考えても「兼任担当者」にしかなれない。

 

子育てという難易度の高いミッションを、兼任担当者がやり切ろうとするのは危険すぎる。
考えれば考えるほど、そこに行きつきました。

 

どうにかしたい!
でもどうすれば?

 

そこで、ここるくの原型が生まれました。 

 

仲良しのママ友と子連れランチ会をセッティングして、そこにベビーシッターさんを呼んできて、ランチしている間だけ 隣の個室で子ども達をみてもらうことにしました。

 

預けるハードルが極限まで高くても、すぐ側でちょっとだけ預けるくらいなら チャレンジ出来るんじゃないか?どうしても心配になったり、ムスメが泣き止まなかったら、隣の部屋に見に行けばいい。

 

まずはそこからトライしてみれば、今は見えない何かが見えるかもしれない。
そう思って、とにかくやってみました。

 

当時は、将来それで起業するなんて想像すらしていなかったけど(^^ゞ
でも、私と同じように「私一人で 抱っこし続けなければ」と苦しんでるママや、「ちょっとお試し感覚で 預けることにチャレンジしたい」と思いつつも、その方法が見つからなくて 途方に暮れているママが楽になるかも?! と気づいてからは、起業に向けて一気に走り出しました。

 

子どもを親族以外に預けることは、この国ではまだ特別。
保育園ですら批判的なことを言う人も、まだ結構いる。

 

だけど今のママ達になら 「ちょっと抱っこを代わってもらえる価値」を分かってもらえると信じたい。そして、これを当たり前にしていかなければ 日本の子育ては いつまで経っても変わらない。

 

国や企業が、大事なプロジェクトを たくさんの人の力で成功に導くように、
大事な大事なわが子には 「担当者」を一人でも多く つけてあげるべきだと思います。

 
 

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