Feel! Play! Photo! 家族写真の残し方「パパ・ママフォト講座⑬背景をぼかして我が子のポートレート撮影に挑戦 」

 

カメラマンの小坂と申します。

このコラムではパパ・ママが”知っていて良かった”と思う家族写真の撮り方、残し方についてワンポイント講座を連載していきます。

 

今回は「背景をぼかして我が子のポートレート撮影に挑戦」です。

 

スマホの普及と、スマホカメラの進化で、スマホで家族写真撮ってます、という方も増えましたが、

子供の成長記録に一眼レフカメラを買いました!という方も多いです。

 

そこで今回は一眼レフカメラにフォーカスして、一眼レフならでは撮れる「我が子のポートレート撮影」について書いていきたいと思います^^

 

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一眼レフを購入したパパ・ママに聞かれることナンバー1

「背景ぼかして撮りたい♡」です。

 

 

今回は背景をぼかして、子供のかわいい仕草を写真におさめるカメラの設定とポイントについてお伝えしていきます。

 

 

「春のお花摘み」

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【カメラの設定】

1、絞り優先モード

一眼レフカメラの設定に絞り優先モード、というのがあります。機種によってA とか Av という表示があります。AやAvに合わせます。

 

2、絞り値(F値)を一番小さくする

ダイヤルをまわしてみて、F2.0 F2.8 F4.0 F5.6 F8 F11 F16 と表示が変化する数字です。(レンズによって一番小さい数字はまちまちです。)

背景をぼかしたい場合はこのF値を一番小さくします。

※参考。絞り優先モードでF値を変えただけの写真

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3、望遠(ズーム)して撮影する

望遠レンズだとボケの効果が得やすいです。広く撮れる(広角)は背景がボケにくく全体的にピントがあったような写真になります。

望遠(ズームした状態のこと)で撮影しましょう。

レンズに「18」「35」「140」etc..数字が書いてあります。この数字が大きいほど望遠側での撮影になります。

 

 

 

【撮影時のポイント】

1、背景と子供を遠ざける

背景と子供の距離がたくさんあると子供にピントがあって、背景がよりぼけた写真が撮れます。

逆に、背景と距離が近すぎるとボケた感じが出にくいです。

サンプルの写真も奥にある緑のほうがよりボケていますね。

 

2、子供を大きく配置する

子供が主役の写真、思い切って子供を大きくフレームイン!してみましょう。今までと違う感じで撮れるかも。自然な表情を狙うのもいいですよ。

 

3、逆光で光につつまれている感じに

被写体となっている子供の後ろに太陽がある「逆光」で撮影。

後ろから光が当たって、髪全体がフワフワと光りにつつまれています。顔に部分的な影が出ないのも逆光の利点。

顔が暗くなってしまう場合は「露出補正」の機能を使ってプラス値にしましょう。

 

 

 

いかがでしたか?

設定わかりましたか!?

せっかく買った一眼レフ、重いから持って行くのはやめておこう… と思わずに、ww

「今日は子供を可愛く撮ってみよう♪」とおでかけしてみるのも楽しいですね。

レンズを通して、コロコロ変わる子供の表情をみるのも新たな発見があって面白いです^^

 

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ちなみに…撮影地は都内、ご近所の多摩川の土手沿いです。近所もカメラがあると楽しいおでかけに^^

 

 

 

 

このコラムでは皆さんの質問を受け付けております!

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hitomikosaka@gmail.com まで「ここるく見ました」とメールください。

 

 

筆者のご紹介

kosaka

カメラマン 小坂仁都美

6歳と3歳の姉妹の母親です。
育児が辛いと思った時、夫とケンカした時、私を初心に返らせて、幸せな気持ちにしてくれたのは写真です。写真の力ってスゴイ!!
カメラがあると育児がより楽しくなります。
子育てをしていると感じるいろんな”母の想い”写真として残していきましょう♪

 

 

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