Feel! Play! Photo! 家族写真の残し方 「パパ・ママフォト講座⑥ 木漏れ陽の中で撮ろう」

カメラマンの小坂と申します。

「ここるく」お役立ちコラムでは、パパ・ママが”知っていて良かった”と思う家族写真の撮り方、残し方についてワンポイント講座を連載していきます。

 

今回は、「木漏れ陽の中で撮ろう」です。

 

私は兵庫県の出身で、現在東京在住です。

東京に来て驚いたのは、「緑がいっぱいの公園が多い!そして、規模が大きい!」ということです。
 
ウチの近所にも大きい公園が複数あるのですが、今回参考写真に掲載するのは、世田谷区にある砧公園で撮影した写真です。
 
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木漏れ陽が子どもにスポットライトのように当たっています。
 
今回は、木漏れ陽の中で子どもをキラキラ撮影するコツを紹介します。
 
 
今日のワンポイント。
「木漏れ陽の中の子どもをよ〜く見てみよう」
 

子どもが木の下で遊んでいるとき、今 我が子キラキラしてる!と思う瞬間ありませんか?それは、木漏れ陽がスポットライトのように子どもに当たっている時かもしれません。そこがシャッターチャンス!
 
 
同じシチュエーションで撮っても、
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下の写真の方がキラキラ
 
何が違うかというと、子どもの立ち位置です。
 
木漏れ陽なので、スポットライトの用に子どもを追っかけてくれません。
ちょっと位置がずれると、木陰です。
上の写真は子どもが影に立っています。
 
これは単純に子どもに「もうちょっと右!」「あと一歩右!」「行き過ぎ!」とか、声をかけてます^^;
 
※この手法は長女5歳はできますが、次女2歳にはできません…笑
 
 

影だとわかりづらかったシャボン玉も、天然のスポットライトを浴びてキラキラです。
 
それでは、木漏れ陽の中で撮影した写真を、ポイントと共に紹介します♪
 
 
その1「定番!おもちゃ取り合い…」

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ポイント① 木漏れ陽の下で撮影
更に子どもの後ろから光が差し込んでいる逆光です。子供にスポットライトが当たっているよう♪
カメラ任せで撮影すると、シルエットの写真になるので、光溢れる写真にする為に、露出補正で光をプラスしましょう。
iPhoneの場合はシャッターを押す前に子どもにタッチ、太陽マークで光を調整。
 
ポイント② 背景と子どもを遠く配置
この写真、後ろが綺麗にボケています。カメラの設定もありますが、子どもの真後ろ、近くに木があると、ボケません。背景は遠ければ遠いほど、ボケます!
 
ポイント③ カメラは子どもの目線の高さで構える
もし、大人が立ったまま撮影すると、背景は地面になって、せっかくの背景の緑も写りません。お子さんの目線の高さから撮りましょう。
 
ポイント④ 絞りは開く
この写真は一眼レフで撮影。一眼レフやミラーレスで撮影する場合、絞り優先モード(Avと書いているとこ)にして、絞り値(F値)を小さくします。そうすることで、ピントが合う範囲が狭くなり、背景がボケます。
 
ポイント④ 表情や動きを捉える
十分な光なので、子どもが激しい動きでもぶれません。髪の表情もいい感じです。長女、怒ってますが…笑
 
 
 
その2「飛んでっちゃった」
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ポイント① 木影で撮影
見上げていることで、木漏れ陽の光がキャッチライトになって、目がキラキラしています。瞳に光が写り込むとキャッチライトとなり生き生きした表情になります。フラッシュやレフ版を使わない自然のキャッチライトです。
 
ポイント② 子どもの目線より下からカメラを構える
背景が緑でスッキリ。大人目線で構えると背景が地面です。
 
ポイント③ 目線方向にスペースを空けてフレーミング
見つめる先がつまっていると、ちょっと息苦しい感じがするので、視線方向に空間を持たせました。
 
ポイント④ 二重あご…笑
こんな丸丸した時期もあっという間に過ぎ去ります。
 
 
 
その3「緑の中のジャングルジム」
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ポイント① 木陰で撮影
背景の木には光がたくさん当たっているので、きらきら光に包まれています。背景が明るいので露出補正で光をプラス。そのまま撮影すると子供は暗く写ります。
iPhoneの場合はシャッターを押す前に子どもにタッチ、太陽マークで光を調整。
 
ポイント② 背景のジャングルジムの格子などを活かす
子どもが高い位置にいるので、必然的に背景は木の先端ですっきりします。ジャングルジムはフォトジェニックで好きです。縦横の格子を自由にフレーミングするのも面白いです。青と赤の格子が差し色になっていますね。
 
ポイント③ 絞りは開く
この写真も一眼レフで撮影。一眼レフやミラーレスで撮影する場合、絞り優先モード(Avと書いているとこ)にして、絞り値(F値)を小さくします。そうすることで、ピントが合う範囲が狭くなり、背景がボケます。
 
いかがでしたか?
木漏れ陽の中でお子さんを撮影してみてください♪
 
 
このコラムでは皆さんの質問を受け付けております!
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筆者のご紹介

kosakaカメラマン 小坂仁都美
5歳と2歳の姉妹の母親です。
育児が辛いと思った時、夫とケンカした時、私を初心に返らせて、幸せな気持ちにしてくれたのは写真です。写真の力ってスゴイ!!
カメラがあると育児がより楽しくなります。
子育てをしていると感じるいろんな”母の想い”写真として残していきましょう♪

 

 

Fish Photo 世田谷スタジオでカメラマンをしています。写真スタジオ、行きたいところがない!!と諦めているパパ・ママ!是非一度HPをご覧下さい。 子連れ歓迎のフォト講座やアートワークショップも開催しています♪

 
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