<海外子育て事情>保護者と学校がWin-Winの関係に~米国のクラスボランティア~その①

海外在住ママが、現地の子育て事情をレポートしてくれる「海外子育て事情」コラム!
アメリカ在住のAtsukiさんからのレポートです☆

 

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うちの長男はイリノイ州の公立のキンダーガーデンに通っています。キンダーガーデンとは5-6歳児対象の、日本でいうところの幼稚園年長にあたりますが、義務教育で小学校に属しています。中学校や高校となると状況が異なりますし、州が変われば事情も変わってきます。また同じ小学校と言っても、学校が違えばいろいろな違いがあるはずですが、私なりの観点でレポートします。

 

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日本では花見のシーズン真っ盛り。小さな体に大きなピカピカのランドセルを背負った、新一年生の登下校風景が目につく頃でしょう。

保育園や幼稚園時代と異なり、小学校に上がると、基本親の送迎も受け持ちの先生からの活動報告も無くなります。保護者が学校に行く機会が減るため、我が子の新しいお友達やその保護者と知り合う機会も、担任の先生とのコミュニケーションも減ります。一日の出来事を良く話してくれる子ならまだいいのですが、そうでないと我が子の様子が全く分からなくなったと話す保護者が多くいます。

 

それでは、どうやって学校の情報を得るのでしょう。PTAの役員として学校に関わるのが一番の近道ですが、役員に雑務が集中するので、どうしても損な役回りと捉えられがちです。翻って、米国の小学校では、PTAの役員だけでなく多くの保護者がボランティアとして学校運営に関わっています。毎日、各学年、各クラスの保護者達が学校に出入りしており、学校と密にコミュニケーションを取っています。

<具体的に何するの?(その②へ)>

 

 

筆者のご紹介

Atsuki

 

ATSUKI

 

外資系アパレルブランドでの編集・広告担当を経て、ライター兼エディターに転身。インテリア雑誌と英文機内誌の編集に携わった後、配偶者の転勤に伴い、2013年から家族4人で米国生活を開始。車社会の運動不足を解消すべくズンバを踊ってみるも、子供たちに失笑される日々。それでもめげずに米国生活を満喫中!